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「あ」から「ん」まで。

言いたかった事、全部言う!

歌舞伎町の門をたたいたら…⑥

彼女との気まずい京都旅行を終え、仕事始めの日。

No.1のヒカリさんに相談がてら飲みに連れて行ってもらった。

「未成年にはオレンジジュースね!」

東京駅で会った事はヒカリさんからは触れてこない。

だから思いきって自分から、

キャストと付き合うってどう思いますか?って聞いてみた。

 

ヒカリさん「良くないに決まってんじゃん!200万取られるんだよ?ヤバいでしょ!笑」

 

ですよねー…

だから俺、この店辞めて違う店いこうと思ってるんですけど…

ヒカリさん「いいんじゃない?でもそのパターン100%別れるよ!」

 

え?なんで?

「店の女の子どうしなら大体どんな子かわかるけど、他の店なんて全く分かんないから絶対やきもち少しは妬かれるよ。それに彼女もイヤだと思うよ。

まぁ他に手段無いわけだし、彼女と別れたくないならそうするしかないね。それか昼の仕事にいくか。」

 

家帰って彼女の相談。

彼女「しょうがないよね、元々は私が誘ったのにゴメンねー」と一言。

家にはちゃんと帰って来てね!と半笑いの冗談を彼女は言ってきたがヒカリさんの言う通り、不安な表情。

 

どっちに転んでも良い結果にはならなかったとは思うけど、最悪の事態は免れたいので次の日店長に辞めますと報告。

ヒカリさんにもお世話になりました。と挨拶して3日後に辞めた。

 

見つかったのがヒカリさんでよかったし、

こんな禁忌を犯した俺に神対応

18歳の俺には凄く社会勉強になった。

 

19歳になる1週間前だったかな?

新しい店に移った。

ここもけっこう大きい店で2店舗ある。

ヒカリさんに報告したら、

「なんで私に相談しないのー!そこ死ぬほどキツい場所なんだから!!」

 

仕事はヒカリさんの言う通り、地獄だった。

昼2時から出勤してスカウト。

5時から皆で開店準備。

19時オープンの1時クローズ。

帰宅は普通に3時過ぎる。

仕事には早く慣れたが稼働時間がキツい。

 

しかもこの店、従業員(ボーイ)が常時7人もいるビッグキャパの店。

さらに昼の仕事じゃあり得ないと思うが2週間に1人フライアウェイする。

 

そんな入れかわりのエグい店で半年がたった頃、店長の下のチーフすらもフライアウェイ。

店長に次いで一番長くいるのは半年の俺。笑

 

よって19歳の夏、俺はチーフに昇格した。

給料は手取り35万。あとスカウトバック。

スカウトバックは全然金にならないから

チーフの立場を利用しスカウト放棄。

その代わり家の遠い女の子を歌舞伎町まで送迎する係りになった。

結局のとこ勤務時間は変わらず、むしろ帰りの送迎をしなきゃいけなくなり帰りは遅くて5時。

 

帰りが5時近くだから彼女は先に寝てるし、一緒に住んでるのに寝る時間がずれてるため会話も無くなっていた。

段々彼女を起こすのも申し訳なくなって

同じ店の同期で同い年の栄二くんの家に泊まるようになった。

 

まぁこのあとはお分かりの通り別れた。

7ヵ月。色々あったが最後は呆気なかった。

全てヒカリさんの言う通りになった。

経験者ってすごいよな。こういう世界を知り尽くした人ってどんな人間よりもどんな生物よりもズバ抜けてすごい!経験の値が度を超してる。(俺なりの誉め言葉です)

 

でも、まだまだ19歳!

若いぜ、俺!笑

若くしてチーフになったんだ。次は店長を狙うぜ!仕事に集中!

 

…するはずだったんだけどねぇ…笑

歌舞伎町には素晴らしい女性がたくさんいます。

 

そう、この新しく入った店の中にもまた…笑

続く。


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