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「あ」から「ん」まで。

言いたかった事、全部言う!

歌舞伎町の門をたたいたら…⑦

19歳で店の右腕になった俺。

もちろん、毎日めっちゃイキってた。

仲良い女の子を席に着かせる時は客をしっかり選んだり、逆に嫌いな女の子にはケツ触ってくるような客に着けた。

この時期の自分が人生で一番イキってたな。笑

今の自分が当時のイタい自分を見たら、

たぶん5秒で目をそらしたくなる。

でも実際は入れ替わりの激しい夜の世界だから10代で出世するなんでよくあることだ。

それを知らなかった俺は更にイタいし、クソ過ぎて話にならない。

“若さ”に免じて許してもらうしかないかな。笑

 

ただ仕事中はイキっていながらも、しっかり仕事していた。

だから従業員の皆は多少のイキりは見逃してくれてたと思う。

ただ店長はそうはいかなかった。

やっぱり自分よりイキって働いてるやつを見るとムカついてたらしい。

それと店長とNo.1の子が付き合ってたため、No.1の当たりがキツかった。

入った頃は何も話さなかったけど、俺がチーフになったとたんに当たり屋に変身した。

 

まぁ、そんなのはどうでもいいとして!

 

入って半年もして、昇格もすれば必ず誰かしら店の中で仲良い女の子ができる。

もちろんこの店でも何人かできた。

 

キャバクラに通う世の男性の皆さん。

残念ですがこれがリアル。

ボーイの1人や2人、店内恋愛してる人ってどの店にもいます。

もしかしたら自分の指名した女の子、自分には70%の笑顔なのに、ボーイがお酒かなんか置きに自分の席に来た時、女の子が120%の超絶笑顔で

「ありがとう!ニコ」してたら

今すぐに持ってるグラスを水に変えて

それをまず自分の頭にぶっかけてから

会計してその店を立ち去り、もうネオン輝く店達には立ち寄らないようにするべきだ。

 

俺もその店内恋愛してる“ヤツら”の一部だった。

仲良くなると言っても最初から彼女にする目的で仲良くしてる訳じゃない。

前回の記事でも書いたんだけど、

夜の世界の“人間性”で売れてる人は死ぬほど気配りができる素晴らしい人が稀にいる。

俺はそんな人のサポートとかは一応できる立場なので、良くしてくれた人には全力で恩を返したいので、お互い助け合ったりしてくうちに仲良くなる。

 

上に書いた事は言い訳なんだけどね。笑

一番仲良かったのはNo.2の i さん当時25歳(当時モデルやってた方)。このモデルっていうステータスは19の田舎出てきたての少年には刺激が強すぎる肩書き。笑

しかも25歳という年齢は19歳からしたらアダルティーな年齢。笑

送迎では家が遠いので一番最後に送って行くので、二人で話す時間が多くあった。

 

前の彼女の時も同じ店の子に手を出した自分。

同じ過ちは繰り返さない。

iさん「今度飲みに行こうよ!うちの近くならバレないでしょ!」

いやぁ俺店長になりたいんで御法度事は控えたいッス!

 

やったぞ!キッパリ断ったぞ!

 

iさん「やっぱボーイの人たちって女の子たちと飲みにいったらダメなんだー」

なんか気まずくなる…笑

どっちかが店辞めたら行きましょう!とかフォローしてみると…

 

iさん「いい事考えた!明日休みでしょ?」

まぁ、はい…

iさん「ちょっとコンビニ寄って!」

あぁ、はい…

コンビニに行ってなにやらデカめの袋を両手に持って来た。

すごい買い物しましたね。笑

 

そんでiさんの住むマンションへ着いた。

お疲れ~ッス!

iさん「いやいや、違うでしょ!笑」

はい?

iさん「ここで飲むの!はい乾杯。」

いや、はい?笑

送迎車の中なんだが。

iさん「居酒屋とか行くとアウトなんでしょ?じゃあ送迎車ならセーフでしょ!」

 

いや、天才か!笑

それと同時に可愛すぎるだろ!

売れてる人と話してると、その人が何故に売れているのかがよーーーくわかる。

 

しかもやっぱりトークが面白い。

美人だけど、顔で売ってないとこが更に素敵なのだ。

色々と高校時代の話だったり、歌舞伎町入ってからの話だったり色々してもらった。

聞き上手だし、話し上手でこんなに人を楽しくさせる人になりたいとすら思った。

 

今現在俺は26歳。

当時の彼女はその1つ下にあたる。

そんな素晴らしい人は昼の仕事に着いても会った事ない。

19歳でそんな人に出会えたのは間違いなく財産だ。

 

しかし、19の俺はイキり盛り!

当時そんな考えは持ち合わせてねぇぜ!笑

(いや、当時の自分にラリアットしたい)

チーフになった俺は送迎車を自由に使える!

前都知事の舛添氏曰く、

送迎車は「動く会議室」。

 

俺も当時の立場を使い言わして頂く!

“僕の使う送迎車は動く居酒屋”だと。

 

ってことで送迎車で乾杯した。笑

アホすぎるでしょ?笑

19歳っていう年齢って何でもできる。

確か“Can't”と言う単語はこの時に自分の脳内の辞書から完全削除した。

 

今自分が海外を好きに旅できてる30%は

この“送迎車で乾杯した”というぶっ飛んだ考えの影響を受けたからに違いない。笑

 

この動く居酒屋は休み前の恒例行事になった。

そんな事が2ヵ月だったかな?続いた頃。

ある日、iさんは次の日休みだが俺は仕事だったけどiさんが今日も飲もう!と言ってきた。

明日仕事なんで帰りますよーと言ったら

 

iさん「じゃあ、家泊まっていく?明日起こしてあげる!」

 

ふぇ?

 

iさん「付き合わせておいて車で寝かせるの可哀想でしょ!」

 

あ、ありがとうございます!笑

ってしか言えなかったよ。笑

 

まぁ、そのあとはね…

朝起きたら付き合ってました!笑

 

iさん「まさかボーイ好きになるとは…」

 

19歳を全力で遊ぶ!

この恋の罰金が200万なら喜んで払う!笑

200万より価値ある経験させてもらったから!

 

また禁忌を犯した俺。

 

“若い”って年頃は矛は持つが盾は持たず。

盾を持たない分早く走れる。

だから、どんな場所でも全速力で駆け抜けれるんだ。

By : 俺

 

続く。


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