読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「あ」から「ん」まで。

言いたかった事、全部言う!

歌舞伎町の門をたたいたら…⑧

店のNo.2のiさんと付き合う事になった俺。

前の彼女と同様、iさんも同伴で忙しい。

アフターには絶対行かない人なので、送迎車にいつも通り乗せて家まで送っていく。

 

送迎車は俺が管理してたので、家まで持ち帰っていい事になっている。

なので、彼女を家に送りそのまま彼女の家に泊まり、彼女を送迎車に乗せて近くで降ろし、俺は出勤していた。

 

それが2ヵ月続いた頃のある休みの日に突然店長が、送迎車使うから至急店まで来いとの連絡。

俺はその頃彼女の家で爆睡してたから電話にもメールにも気付かずにいた。

 

起きたら着信10件くらいとメールが何通も。

めっちゃキレてた店長。

急いで送迎車を戻しに店に行った。

 

店長「お前送迎車持ってどこ行ってたの?お前ん家まで行ったけど、お前居ねぇし車ねぇし何してたの?」

いや、ちょいと友達の家に…

 

店長「使うのいいけど壊すなよ!あと個別で使ったらガソリンはちゃんと満タンにしておけよ。」

この日は店長に送迎車を渡した。

 

それから1週間。

いつも通り彼女の家に泊まり、そこから出勤するパターンが続いた。

 

そんな中、開店前に店長に呼び出された。

店長「これちょっと聞け。」

なんかパソコンを開いて音声が流れた。

 

俺とiさん(彼女)の会話だった。

普通に彼女の家着いて二人とも降りる会話が流れてた。

「買ったやつ全部もった?」とか

「カギ開けとくねー」とか

「もう今日はすぐ寝ようねー」とか

聞かれたらまずい会話を盗聴機で録音されてたのだ。笑

多分怪しいと思われてて誰かが密告したんだろう。

 

店長「お前iさんと付き合ってんな?」

はい…

店長「わかってんな?」

支配人も来て、てめぇ何してんだよ…と頭を叩かれた。

あの時マジで怖かった。

そして俺の住んでるアパートへ。

 

店長「お前ごときが何うちの売れっ子に手ぇだしてんだよゴルゥァ!!」

頬をおもいっきりぶん殴られた。

支配人も無言で蹴りを入れてくる。

なんか色々罵倒されながら殴られたけど痛すぎて、頭クラクラして何言われてるか記憶にない。

 

 

蹴られて殴られて、顔が腫れたし、外も出歩けない。笑

罰金200万請求されたからクビだの辞める事も出来ず。

とりあえず1週間ケータイ没収、自宅謹慎。しかも見張り付。

一切、外に出ることは禁止された。

彼女もこの事を知らない。ケータイも無いし外に出れないから連絡しようがない。

最悪な謹慎初日…

 

次の日。

連絡が無いから心配してくれたのか彼女が家に来た。

ごめん、バレたわ…

 

顔が腫れてるのを見て、めっちゃ泣いてた。

何回もごめんねと言って泣いてた。

 

最悪な事にこの日の見張り番は店長が来た。

彼女と俺が居るとこに来てしまった。

 

店長「iさん何してんの?」

 

iさん「なんでここまでしたの?あんただって同じ事してるのによくこんな事できるね!みんな黙ってあげてるのに最低!!マジで最低!!」

 

彼女がこれだけキレるのは初めて見た。

普段優しい人なので、怒ったとこすら見たことないのに。

てか、店長がNo.1と付き合ってたの知ったのはこの時。

 

店長「あんなのただの噂だから!あんたらはリアルにできてるじゃん!」

 

iさん「もうこの店辞めるわ!マジで無理。」

 

店長「辞めてもいいけどコイツの200万は消せないよ、働いて返してもらうしかないからね。」

 

すると彼女が

「ちょっと待って、200万あればいいんでしょ?用意するから今すぐ自由にして!」

 

え?200万払うってこと?

そんなの申し訳なさすぎる!それはマズイ!

俺「いや、大丈夫!それくらい俺も分かってたから自分で払ってケジメ付けるよ!」

と言ったけど、話しも聞かずに部屋を出ていった。

 

店長「俺がお前と同じことするわけねえじゃん!」

 

俺「俺も店長も最低ですね。」

 

思いっきり何回も蹴られた。笑

なんか言い返したかったけど、彼女が200万用意するとか言うから半分テンパってのこのセリフ。

 

彼女が分厚い封筒出してきて

iさん「あんたじゃこのお金自分のにしそうだから支配人に今から渡してくる。そんであんたの事も話すよ!」

 

店長「あっそ。好きにすれ…」

店長に顔に思いっきりバチーンとiさんの平手打ち。

 

彼女は店にいる支配人の所へ行った。

そしたら俺も呼び出された。

iさん「誘ったのは私からだから彼もまだ19歳だしそこまで大人な判断できないでしょ!」

支配人「まぁ何にしろ200万はもらったからここでこの話は終わりだ。」

 

俺は何も言えなかったんだなぁ…

ありがとうございますとすいませんも何って言ったら良いのか分かんなかった。

 

彼女には必ず返すから待っててと言ったけど

「私があの時誘ったのが悪かったよ、ほんとごめんなさい」と謝って支配人に今日で辞めると言った。

 

彼女は先に帰って、ケータイを返してもらった俺は彼女に電話したけど出ない。

家に行ったけど応答無しで次の日メールで“最後まで迷惑かけてごめんなさい。別れよう”と言われた。

 

多分、世の中の“常識”って言うものは破っても

アイツはアホだ!とか、何してんだ?とか白い目で見られるだけだと思うが

“決まり”というのは時には守る必要があるんだなと改めて実感させられた。

やっと目が覚めた19歳。本当に好きだった人を失ってしまった。もうやる気なんて無し。

店辞めて心機一転とかめんどくさい。

そしたら支配人がゼロからやり直すなら違う店舗に行けと言われた。

 

左遷させられた先はおっパブ。

もう何もやる気なしな19歳。

(今回長くなったなー…)

 

続く。


f:id:yutajourney:20170331193101j:image