気ままLIFE。

~あっちこっち自由に~

「営業中でも暇な時間は掃除だ!」←アホだと思った。

飲食店にお金を貸してた時の話です。

僕はオーナーや店長に飛ばれないようにその店店に入り、監視がてら店の回転が悪いと自分でお盆を持ったり、売り上げが悪ければ自分でここをこうしてと指示を出していました。

 

そんなある店での出来事です。

店って時間によっちゃ暇な時間帯が絶対出てきますよね。

皆さんならその暇な時間帯の時間をどう有効に使いますか?

今回はこんなケース。

 

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もつ鍋が超美味い居酒屋。

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スタッフは店長と大学のアルバイト3人。

オーナーは東京の店舗を夫婦で運営してます。

平日のシフトは常に4人体制で週末のみ5人になります。

しかも、この大学生たち。

みんな某有名大学の学生さんなんです。

彼らは動けるし、頭もキレッキレだし、エリートの卵の割にはちゃんと聞く耳立ててくれる凄く良い子でした。

 

ただね、店長がよくない人だったんです。

40歳にしてまだ不良に憧れてるイタいやつでした。

オーナーが店長に僕を金貸し屋と紹介したら、

 

「俺も昔そういう事してたんすわ!最近のヤミ金業界ってのぁ、どうなんすか?まだ島の取り合いとかしんすかぁ!?」

 

「先月ね、帰り道オヤジ狩りにあったんすよ!でもそいつら返り討ちにしてやりましたわ!」

 

「俺の友達がヤ〇ザやってるんすけど、まぁそいつがとんでもなく無茶するやつで…」

 

俺の一番嫌いなDQN要素たっぷりのしゃべり方。

 

この店長に、あの優秀な大学生はもったいない。

しかも、店長が大学生の子たちに

「この方、ヤミ金の方だから失礼のないようにな!」と紹介されました。笑

 

ヤミ金じゃねえし!みんなビビってるし!

四十にもなって何なんだ…

 

思い出したら段々ムカついてきました。笑

まぁこのアホな紹介のせいで、大学生の彼らとは壁ができるどころか、話しかけられもされませんでした。笑

仕事においては必ずコミュニケーションは必須だと思ってるし、

彼らまだまだこの店に貢献できるなと思い、プライベートでも僕が他に金貸してる店に呼んで、一緒にご飯食べて積極的にコミュニケーションを取りました。

 

仲良くなるまで1ヶ月かかりました。笑

 

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暇な時間は掃除に徹しろっ!

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東北の人間はなぜか寒い時期以外、鍋を食べようとしません。

なので、9月末から3月末がベストシーズン。

この約半年間で閑散期を凌ぐ蓄えを作る必要があります。

 

正直、うちはコンサルタント会社じゃないので利息や決まった売り上げ分さえ回収出来ればいいので、年間の売り上げについては興味ありません。

 

そんな4月からの暇な時期。

1営業で2人しか来ない日もよくあります。

お客さんが来ないと店長は決まってこう言います。

 

「はいーみんな掃除、掃除!店はキレイにしておかないとねー!」

 

こんなこと言ってお客さんが来るまでひたすら掃除させてました。

「昨日もここ拭いてるし、もう拭くとこないんですけど…」

 

給料払ってるほとんどの時間が清掃て。

店長に空いてる時間いつも掃除なんですか?と聞きました。

 

「そうっすよ、店はキレイでなんぼですよね?」

 

アホだった。やっぱこういう人って俺無理。

 

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こんな素晴らしい人材に掃除しろなんて、アホ。

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彼らは某有名大学の大学生。

彼らは同じ大学の先輩の紹介でこの店に来てくれるという有り難く恵まれた伝統。

だから毎年この店のスタッフは某有名大学の学生で埋まっています。

 

そんな彼らに掃除だけさせるなんてもったいないと思いませんか?

 

なので、営業中の掃除は一切禁止しました。

店長も混ぜて、メインは彼らで夏の閑散期を凌ぐ会議をひたすらします。

 

新メニューから、食材の仕入れの減量、料金システムの改善。

さすが優秀な彼らだけあって、たくさんの案を出してくれましたし、納得させてくれるような意見もバシバシ言ってくれました。

 

そんなこんなで夏場はもつ鍋を止めて、炭火焼きやもつのすき焼きをやるようになり、夏場でも満席になったりすることがありました。

 

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若い学生は良い意味で夢を語れる。

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この会議をもし、正社員とかおじちゃん、おばちゃんにさせれば失敗に終わってたと思います。

社会経験の無い大学生って、発想が未知数なんですよね。

 

だって、もつ鍋居酒屋なのに普通もつ鍋止めてすき焼き出したり、もつの炭火焼き出したりって考え普通は出ないですよね。

これが社会人の考えなら、

「もつ鍋の範囲内で何か良い方法ないかな?」と考えるのが一般的だと思うんですが、やっぱり常識を1回取っ払えるのってまだ社会に出てない彼らじゃなきゃ出来ない事だと思いました。

 

ドキュン店長も納得して、

「俺の給料が下がらなくて済むならやろう!」

と言いました。

 

あるときドキュン店長が俺の耳元でこう囁きました。

「俺の去年の7、8月の給料ゼロだったんすよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お疲れっす。


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